サークル活動でおひとりさまライフを明るく!選ぶポイントも解説

公開日: 2021年09月13日

更新日: 2022年04月09日

  • くらし全般

おひとりさまが楽しく過ごす方法として、サークル活動を紹介します。 サークルに入ることで、どのようなメリットがあるか見ていきましょう。 また、おひとりさまが楽しく有意義にサークル活動をするためには、選び方にコツがあります。 サークル活動の選び方のポイントを、確認しておきましょう。 さらに、どのようなサークルがあるか、いくつかの例もご紹介します。

おひとりさまとは?

一人暮らしをしている人を、おひとりさまと呼ぶ場合があります。 特に、中年以降で結婚していない人や、夫・妻と死別あるいは離別した人を指すことが多いようです。 未婚率の増加、少子高齢化や核家族化に伴い、おひとりさまは増えていると言われています。 特にシニア層のおひとりさまは増加し続けており、総務省の統計によると65歳以上で一人暮らしの人は男性で13%、女性で21%を超えている(平成27年度)のです。 最近では、一人で暮らす高齢者も珍しくなくなっているといえるでしょう。

おひとりさまがサークルに入るメリット

様々な人とつながれる

サークルに入る大きなメリットは、人とのつながりを作れるということです。 一人で暮らす孤独感を癒せるのが、サークルの良さといえるでしょう。 サークルに参加すれば、様々な人と出会うことができるかもしれません。 特に退職後のおひとりさまは、一人きりで一日を過ごす可能性があるので、その寂しさを癒すためにも人との出会いを作ることは大切です。 家にじっとしているだけでは、誰とも話をせず、気遣ってくれる人もいないということになりかねません。 人と関わり互いに助け合える関係を作れば、一人暮らしの大変さが、ある程度和らぐはずです。

気軽に楽しめる

大人が新しく何かを始める、というのは意外と大変なことです。 習い事に行くとしても、教えてくれる人を探すなど、面倒な手続きが必要となるでしょう。 その点、サークルへの参加なら、気軽に始められます。 すでに出来上がっているグループの中で、自分の興味や実力にあったものを探せばよいのです。 費用が掛かる場合も会費という形で支払えばよく、自分で交渉したり仲間を自分で集めたりする必要がありません。 気軽に参加し、気に入らなければサークルを抜ければよいのです。

情報交換ができる

サークルに参加していれば、様々な情報を得ることができます。 人とのネットワークができるため、生の情報を交換する場になることが考えられるからです。 特に地域のことや、シニア向けサービス等については、口コミで生の情報が得られることがあります。 一人で過ごしているだけでは得られない情報に接することができて、老後の生活について考えるきっかけにもなるでしょう。 おひとりさまにとって、このような情報交換の場は、生活を支える重要なものとなるはずです。

おひとりさまがサークルを選ぶポイント

目的に合わせる

サークルを選ぶ際に大切なのは、目的をはっきりさせることです。 何のためにサークルに入るのか、よく考えておかないと自分に合ったところを選べないことになります。 例えば、同じ趣味を楽しむ仲間が欲しいのか、パートナーを見つける出会いの場が欲しいのかでは、入るべきサークルは異なりますね。

スポーツなどのサークルでは、本格的にスキルを高めるのが目的の所と、ゆるやかに運動を楽しむ所では、かなり雰囲気が違ってきます。 こんなはずではなかった、ということにならないよう、自分自身の求めているものを改めて見直し、その目的に合うような場所を選びましょう。

お金を確認する

サークルに入ることを決める際には、どのくらいの費用がかかるのか、きちんと確認することが大切です。 老後には様々な費用がかかることが考えられ、老後資金を圧迫しないよう注意しましょう。 例えば、入会金や月会費の他に、費用がどのくらい必要か確かめなくてはいけません。 運動サークルのウェア代や、手芸サークルの材料費、ダンスサークルの衣装代と発表会費など、様々な費用が考えられます。 今後、入院費や高齢者住宅への入居などの出費が考えられることも予想して、手持ちの資金で無理なく活動できるサークルを選びましょう。

おひとりさま向けのサークルの例

運動系サークル

スポーツが好きな人や、身体を動かして健康を保ちたい人には、運動系のサークルがお勧めです。 定期的に運動をする機会ができれば、楽しく過ごせたり、身体をすっきりと保つことにもつながるでしょう。 例えば、テニスやゴルフの経験がある人は、テニスクラブやゴルフ練習場でサークルを探すのも一つの方法です。 地域情報誌で、卓球や野球、フットサル等のサークルが参加者募集をしていることもあります。 ただし、このような競技の場合は、自分のレベルに合わせたサークル選びをする必要がありますね。 シニア世代なら、60歳以上限定のサークルもあるので、無理のないレベルの場所を選びましょう。

グラウンドゴルフ、バウンドテニス、ゲートボールなどはシニアでも気軽に始められるスポーツです。 運動の経験が少なく自信のない人は、街歩きイベントのサークルなど、楽しみながら適度な運動ができるサークルもありますよ。 健康増進を目的とするなら、筋トレやストレッチ、ヨガ、太極拳のサークルなどもお勧めです。 自分の身体と相談して、自分の能力と好みに合った運動を選びましょう。

文科系サークル

文科系のサークルには、非常に多くの種類があります。 その中から、自分の得意な分野・好きな分野のサークルが見つかるかもしれません。 例えば、公民館や地域情報誌で、将棋や囲碁、俳句やカメラなど様々な種類のサークルがメンバーを募集しているのを見かけます。 俳句やカメラのサークルでは、一緒に旅行をして、そこで作品に取り組んでいる所もありますよ。 陶芸教室や、絵画、手芸のサークルなどは手を動かして物を作ることが好きな人にお勧めです。 IT技術を身に着けたいという人には、パソコンを学び合うサークルなどもあります。 音楽が好きな人であれば、楽器演奏のサークルや合唱サークル、カラオケサークルもありますよ。

これらのサークルの場合、練習を重ねて発表会を行ったり、福祉施設で演奏をするといった活動をしているところもあるのです。 このようなサークルに参加すれば、これまで経験してきた趣味を深めることもできるし、新たな趣味を始めたいという人が趣味を見つけるきっかけにもなるでしょう。

その他サークル

特に趣味がなく、他の人と話す場としてサークルを利用したいという人もいるかもしれません。 そのような時は、食事会や飲み会、ボランティアなどのサークルに参加するのもよいでしょう。 人と話をする機会を持ちたいというだけなら、無理をして新しい趣味を探す必要はありません。 自分に合わない趣味を無理に始めても楽しく感じられず、人間関係もうまくいくとは限らないでしょう。 シニアサークル、おひとりさま向けコミュニティの中には、定期的に食事会や飲み会を行っているところもあります。 このような所に一度参加してみて、雰囲気が自分に合うかどうか確かめてみるのもよいでしょう。

このようなサークル・コミュニティは、ネット上で探すこともできます。 特に、おひとりさま向けというサークルを探すと、同じような立場の仲間と交流を持つことができるはずです。 一人で食事をするのは、気楽な一方で時には寂しくなってしまうこともあるもの。 一人でレストランや飲み屋に入るのは抵抗がある、という人もいるでしょう。 しかし、このようなサークルに参加すれば楽しく過ごせて、気の合う友達やパートナーが見つかるかもしれませんね。

自分に合ったサークルを見つけておひとりさまライフを楽しく

おひとりさまがサークル活動に参加することで、余暇の時間が充実するだけでなく、人とのつながりを持つことができます。 一人で生活するのは気軽なようで大変なこともあるため、サークル活動で人とつながる機会を持つのは有意義なことといえるでしょう。 しかし、自分に合った活動を選ばないと、十分に楽しめません。 自分の目的や経済力も確認して、楽しく過ごせるサークルを探しましょう。

サークルに入って老後について考え始めたおひとりさまへ

おひとりさまはサークルでの交流を通して、様々な情報を得ることができます。 情報共有をすることで、老後の生活について考え始めるきっかけにもなりますね。 その中で、介護が必要になった時や病気で入院した時に、誰が面倒を見てくれるのかといったことや、ご自身が亡くなった後の葬儀・供養に関する不安を感じる方も多いことでしょう。 しかし、おひとりさまの中には身のまわりに頼れるご家族がいないという方も多いはずです。 そうしたおひとりさまや、ご家族にご迷惑をかけたくないという方におすすめしたいのが、身元保証の専門家団体である「身元保証相談士協会」です。

身元保証相談士協会はおひとりさま向けの身元保証から、亡くなった後には葬儀・供養の手配や、光熱費等の身の回りの解約手続きなどの死後事務手続きを行います。 相談は無料でできますので、老後の生活についてお悩みのおひとりさまは利用してみるのもよいかもしれません。

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