お悩みの方必見!49日法要はどこで行う?お寺・自宅・ホール

公開日: 2021年04月07日

更新日: 2022年05月18日

  • 葬儀・供養

葬儀後、約1カ月半で行わなくてはいけない49日法要。 どんな場所で行ったらよいのか、迷うかもしれません。 場所としては、葬儀ホールやお寺、自宅などが考えられますが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

また、49日法要を行うタイミングや会食の手配・会食を行わない場合についても解説していきます。

49日法要とは?

49日法要とは仏教の法事で、命日から数えて49日目に行うものです。 親族や友人等を集めて法要を行います。 従来は49日目までに7日ごとに法要が行われてきました。

しかし、最近は簡素化が進み、7日目と49日目だけが行われることがほとんどです。 ただし、遺族の仕事の事情等で、49日目の都合が悪い時は、法事を前倒しで行うことも。 49日が済むと忌明けとなり、このタイミングで納骨を行うこともあります。

49日法要に場所の決まりはあるの?

49日法要を行う場所について、特に決まり事などはありません。 49日法要は、従来、寺院やご自宅で行われてきましたが、最近は住宅事情もありそれ以外の場所を使う例も多いのです。例えば、葬儀ホール・霊園等の施設で行うケースがよくみられます。

また、法要後の会食にホテルや料理屋を使うことがありますが、会食の前に法要そのものを行えるホテル等もあります。 参加する人の数や法要の方法・会食の有無によって適した施設が異なるので、違いをよく確認してから選びましょう。 アクセスのしやすさや経費も場所によって大きく違ってくるので、比較が必要です。

49日法要:場所ごとの特徴を解説!

49日法要ができる場所は、色々とありますが、それぞれ特徴が異なります。 それぞれの特徴をつかんで、自分の事情にあった場所を選ぶことが大切です。

寺院で行う場合

葬儀を寺院で行った場合は、49日法要も同じ寺院で行うことが多くなります。 寺院の場合、自宅よりも広く、ある程度の人数が参列しても問題ありません。

また、僧侶が移動する必要がないので、車の手配や時間調整などの手間が省けます。 特にそのお寺にお墓がある場合は、49日法要の後そのまま納骨も行えるので、お寺で行うのがベストと言えるでしょう。
ただし、法事が終わった後の会食は、別に料理店などを予約しておく必要があります。 お寺が遠く多くの親族が済む地域から離れている、といったケースでは、参列者を呼びにくくなるので注意が必要です。

ご自宅で行う場合

49日を自宅で行うと、会場費などがかからず、経費の負担が軽くなります。 自宅なら参列者への案内もしやすく、ご近所の人などにも気軽に来てもらえるでしょう。ただし、参列者が多いと部屋に入りきれなくなる可能性があります。
たくさんの人を収容するために家具を移動させたり、掃除の手間がかかったりすることも。 参列する人数や、準備や片付けをしてくれる人の確保を考えた上でないと、苦労することになるかもしれません。

また、すべての人が自宅で会食するのが無理であれば、別に料理店などを予約する必要があります。

葬儀ホールやホテル・霊園などの施設で行う場合

葬儀ホールでは、法事を行う施設が整っているので、安心して49日法要ができます。 また、霊園でも、法事ができるホールを備えていることがありますよ。参列する人数が多い場合は、このような施設の方が安心です。

法事の後、料亭等に移動して会食する場合とそのまま施設内で会食できる場合があるので確認しましょう。 ホテルや料亭で行う場合も、多くの参列者に対応でき、自宅のような手間も必要ないので安心です。
法事の後そのまま会食ができるという点も助かるところですね。 ただし、ホテル等では、法事と言っても「無宗教での故人を偲ぶ会」という形でしかできなかったり、「読経はOKだが焼香はできない」といったケースがあります。 そのような形でも遺族が納得しているならもちろん問題ありませんが、予約する前にどのような形式でできるのか、十分に確認したいところです。

49日法要を行うタイミングとは?

49日法要は、命日から数えて49日目に行うのが基本ですが、参加者の都合に合わせて日にちをずらすこともできます。 ただし、49日目よりも前にずらすことが習わしです。
例えば、49日目が平日で、土日でなければ仕事の都合がつかない人が多いようなら、直前の土日で検討します。 ただし、お寺にしても葬送ホールなどにしても土日は予定が入りやすいものです。
葬儀が終わったタイミングで、すぐにでも49日の予定をたてましょう。 特に喪主や故人の妻子など必ず法事に参加しなくてはならない人の予定を見て、決めることが大切です。

49日法要の会食・食事はどのように行う?

49日法要の後は、一般に会食を行うのが習わしです。 しかし、遠方から来る人が多い、といった理由で会食を行わない場合もあります。 49日法要の日程が決定したら、その際に会食を行うかどうかも検討しましょう。
会食を行わない場合は、法事終了後に引出物と一緒にお酒・お弁当をお渡しするのが通例です。 仕出し弁当のお店や葬儀を行った業者などにお願いすると、法事用の持ち帰り弁当のセットを用意してくれるので、手配しておきましょう。
会食を行わない場合は、参列者にその旨を伝えておくことも大切です。 自宅で法要を行う場合も、以前は故人の家族や近隣で料理を用意したものでしたが、今は衛生面も考え、仕出し料理を手配することが多くなりました。 寺院・葬祭ホール・霊園施設等で行う場合は、近辺にある料亭などで行うのが一般的です。
ただ、葬祭ホールや霊園施設の中には、食事のできる部屋を用意してあるところもあります。 49日法要の場所を決める時は、会食場所もセットで考えて決めましょう。

おひとり様の49日法要はどうするの?

49日法要は故人の家族によって執り行われることがほとんどです。 しかし、現在頼れる家族がいない中で自分の死後についてどうすればよいか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで、身元保証をしてくれる会社や団体を頼ることをおすすめします。 「身元保証相談士協会」は希望の供養方法や遺言を取りおこなったりと「家族代行」をしてくれます。
そのため、49日法要をせずとも自分の希望する納骨ができるようにサポートしてくれることでしょう。

また、高齢者用施設の入居の手続きや必要品の購入代行・入院の手続き、必要品の購入代行から緊急時の駆け付けもしてくれるため、生前から死後までパートナーとなるはずです。
少しでも老後の生活サポートや亡くなった後の供養や手続きにご不安があれば、無料で専門家に問い合わせができますので、活用してみることをおすすめします。

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