【動画あり】薬局アワードとは!?株式会社バンブー代表取締役社長竹中様に語ってもらいました!
公開日: 2023年01月07日
更新日: 2023年03月13日
- 介護・高齢者施設
- 動画
- 眞島
- みなさんこんにちは。いきわく編集部の眞島です。 本日は、株式会社バンブーの社長 竹中様にお話をお伺いしたいと思います。それでは、簡単に自己紹介をお願い致します。
- 竹中様
- 株式会社バンブーの代表竹中と申します。 私自身が薬剤師でして、薬局、介護、美容という三つの事業を運営しており、今年で9年目を迎えます。 よろしくお願いします。
薬局アワードについて
- 眞島
- 「みんなで選ぶ薬局アワード」とはどのようなイベントですか。
- 竹中様
- 株式会社バンブーという会社とは別に、2016年に立ち上げた一般社団法人薬局支援協会といった協会を運営しております。 薬局がどんなことをしてるか、薬局の薬剤師が何をしてるのか、世の中で知らない方は非常に多くいらっしゃいます。 僕自身薬剤師として勤めている中で、薬局の取り組みをもっと一般の方に知ってもらいたいということを目的として始めたイベントになります。 具体的には、全国で素晴らしい取り組みされている薬局、薬剤師の取り組みを募集し、最終的に予選を通して6局の薬局さんを選び、一般の方に向けて発表していただいております。 そうすることで、発表を聞いた一般の方に薬局が素晴らしい活動していることをご理解いただき、もっと地域の薬局を活用してもらえる世の中になってもらいたいと思って運営しています。
薬局アワードに参加する薬局の数
- 眞島
- みんなで選ぶ薬局アワードには毎年どれぐらいの薬局が参加されますか。
- 竹中様
- 年によって違うのですが、大体20前後の全国の薬局さんにエントリーしていただきます。 今はコロナ禍でリアルなイベントができないので、オンライン予選会を行っております。
薬局アワードを審査する人
- 眞島
- みんなで選ぶ薬局アワードではどのような方が審査をしているんですか。
- 竹中様
- 一般視点、お客様視点、患者視点を大切にしているので、半分は医療関係の方、残りの半分は一般市民の方に、視聴=審査していただき、ご自身が良いと思った薬局に投票してもらっております。
薬局アワードの審査基準
- 眞島
- みんなで選ぶ薬局アワードの審査基準にはどのようなものがございますか。
- 竹中様
- 審査基準としては大きく六点あります。 そのうち特に主力で評価している二点が、患者視点ということとその取り組みをやってる思い、背景の部分になります。 他の4つは、社会性、再現性、独創性、将来性という部分になります。
薬局アワードで受賞する薬局の特徴
- 眞島
- みんなで選ぶ薬局アワードではどのような薬局が受賞されているんですか。
- 竹中様
- 今年で第5回を迎えるイベントなのでは、第4回までにいろんな薬局さんが受賞やエントリーされています。 例えば、第1回の最優秀賞を受賞された薬局さんは、薬局の中でドリームマップという、夢を患者さんと一緒に作るワークをやっておりました。 また、第2回の最優秀賞の薬局さんは、ゲノム染色といって、病気の原因になってる菌を顕微鏡で見て何が原因となる菌かを調べ、医師と相談の上で薬を提案しておりました。
薬局だからこそできる次のサービス
- 眞島
- 薬局だからこそできる次の展開やサービスは何かお考えですか。
- 竹中様
- 薬局は地域の中でも色々な人が集まる場所なんです。 例えば、地域へのイベント、コミュニティづくりに力を入れている薬局さんもありまして、それによって色々な形のお困りごとが薬局で聞けるようになります。 それに対してうちの薬局は解決できるなど、色々な平行展開のサービスが考えられる場所が薬局なのかなと思います。
介護事業のサービス
- 眞島
- 介護事業ではどのようなサービスを展開していますか。
- 竹中様
- 介護事業で行っているサービスの一つはデイサービスです。 デイサービスというのは、ご高齢の方が一日過ごしながら、自立支援に向けた生活の補助を行う場所になります。 もう一つ行っているのが訪問介護事業です。 これは、介護ヘルパーさんがご自宅に行き、生活や身体の補助、サポートをするといったサービスになります。
なぜその介護事業?
- 眞島
- なぜその介護事業をやっているのですか。
- 竹中様
- 実は薬剤師は、患者様のご自宅に行き、薬の管理や適正な薬をしっかりと飲んでもらえるよう医師や看護師さんと相談しながらその方を支えるということもやっております。 ただ、薬剤師や医者がどれほど訪問しても、一週間に一度、一ヶ月に一回など頻度は高くないので、実際にお薬の管理をしてる方はご家族やヘルパーさんとなることがほとんどです。 そして、そういったヘルパーさんやご家族の方の話を聞いて、薬を管理できてるか判断する役割を、薬剤師が担っております。 そのため、社内で全て行うことで、生活のサポートから医療のサポートまでできると考え、始めたのが訪問介護事業になります。
iki-iki横須賀のサービス内容
- 眞島
- 「iki-iki横須賀」というシニアサポートサービスについて教えてください。
- 竹中様
- 薬局は色々な方のお困りごとが集まりますが、薬局の店舗のスタッフがわざわざご自宅まで行ってそのお困りごとをサポートできるかというとなかなか難しいです。 そこで、地域の中で困ってるご高齢の方と、助けることができる方をマッチングさせることによって、その方のサポートができ、その方をサポートしたい方の雇用を生み出すこともできると思いました。 ですので、今地域で困ってる方とサポートできる方をマッチングさせる事業を薬局主体で始めております。
iki-iki横須賀ソーシャルメイトについて
- 眞島
- iki-iki横須賀のサービスのソーシャルメイトについて教えてください。
- 竹中様
- ソーシャルメイトというのは、困っている方はサポートをしたい人のことです。 ソーシャルメイトになる理由として、例えば、定年退職を済ませた後に何か仕事をしたいという人を助ける仕事がしたいというのが一つあります。 また、福祉に興味がある、何か人助けしたいという学生さんにもお勧めですね。 もちろん主婦の方も空き時間でそういったサポート仕事ができるのですごくおすすめなのではないかと思ってます。
シニアの方へのメッセージ
- 眞島
- この動画を見ているお客様、シニアの方に向けてメッセージをお願いします。
- 竹中様
- 地域にある薬局を是非とも活用してほしいというのがあります。 薬剤師さんに相談しづらいという方がいらっしゃるんですけども、薬剤師は幅広い病気のことを知っておりますし、色々な薬について詳しいです。 例えば、風邪を引いた時に薬局に行き、病院に行った方が良いといったような相談を薬剤師にしていただくと、「市販で販売される薬でどうにかなる」ですとか「すぐ病院行った方がいいよ」「特にここの病院がいいよ」などお伝えできるんですね。 ですので、地域で信頼できる薬局さんをご自身で選んでもらい、そういった相談をしていただくと良いのではないかなと思っております。
- 眞島
- ありがとうございました。