おひとりさまの幸せとは?老後・死後に向けた備え方を考えよう

おひとりさまが年をとった時、幸せに暮らすためにはどんな備えが必要でしょうか。
おひとりさまのメリットとデメリット、両方を見ながら注意点を確認していきましょう。

また、そんなおひとりさまの不安を解消する方法についても解説します。
老後のおひとりさまが、生活の楽しみ方をみつけ、安心して生きていくためにはどうしたらよいのか考えていきましょう。

おひとりさまとは

最近増えている「おひとりさま」とは、一人で生活する人のこと。
未婚だったり、配偶者と離婚、あるいは死別して一人になった人も含まれます。

最近では結婚をしない人も増えており、また高齢化に伴い、配偶者の死後一人暮らしになる人も多くなったのです。
夫や妻と離別・死別した後、子供と一緒に暮らす人もいますが、近年は少子高齢化と核家族化が進み、子供とは別居している高齢者も増えています。

このようなおひとりさまは、年々増加しており、特に65歳以上で一人暮らしの人は男性で13.3%、女性で21.1%にのぼる(平成27年度内閣府高齢社会白書)のです。

おひとりさまで暮らすメリット

寂しくて大変と思われがちなおひとりさまですが、実は得をする部分もあります。
そのメリットをみていきましょう。

自分のペースで動ける

一人で暮らすメリットの一つは、自分のペースで行動できるということ。
おひとりさまなら、同居する家族のペースに合わせる必要がありません。

例えば、家族がいると、起床や睡眠、食事の時間なども合わせる必要が出てきます。
しかし、おひとりさまなら自分のことだけを考えて、生活リズムを作ればよいのです。

また、旅行に行く時も、家族に気兼ねして出かけられないなどということがありません。
出先でも、自分一人で行きたいところに行けるのが、おひとりさまならではの楽しみ方。

自分で自由に行動できるというのは、おひとりさまの大きなメリットと言えるでしょう。

余計な気を遣わずに済む

おひとりさまのメリットとして、余計な気を遣わなくて済むという点も挙げられます。
配偶者や子供といえども、一緒に生活する中では様々な気遣いが必要ですが、おひとりさまならそんなものはいりません。

例えば、観たいテレビがあるのに家族に合わせて我慢する、というような気兼ねは不要です。
家の中のインテリアも、自分一人のセンスで決められます。

また、家族が寝た後はそっと歩かなくてはいけない、そんな気遣いもいりません。
自分一人でのびのびと生活できるのが、おひとりさまのメリットです。

煩わしい人間関係が少ない

煩わしい人間関係が少なくて済むということもおひとりさまのメリットです。
人の悩みの多くは人間関係によって生じますが、その中でも親族との関係は大きなものといえるでしょう。

例えば、結婚していると、配偶者だけでなくその親や兄弟ともお付き合いが必要になります。
姑や小姑に気を遣う大変さは、既婚者ならではの苦労です。

また、子供と同居していると、その配偶者に気を遣う必要が出てきます。
元々は他人なのですから、煩わしいことも起こりがちなのです。

その点、おひとりさまなら、そのような人間関係に巻き込まれる心配が少ないでしょう。

おひとりさまが抱える不安

一方、おひとりさまの生活にはデメリットもあります。
おひとりさまが年齢を重ねた時に、起こりがちな不安について見ていきましょう。

健康

高齢になると、人はどうしても心身に不具合が起きてくるものです。
体力が衰えるだけでなく、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が出てくる人も多くなります。

このようなことはおひとりさまだけの問題ではありませんが、一人暮らしの家の中で具合が悪くなったらと思うと、不安に思う人はいるでしょう。
看病をしてくれる人がいないだけでなく、突然倒れて孤独死するのではないかという心配も出てきます。

また、足腰が弱ったり、認知症になった時には、自分一人で暮らすのが難しくなる可能性もあるのです。

お金

高齢のおひとりさまが持つ不安の中で大きなものとして挙げられるのは、経済的な問題です。
老後の資金が足りるのだろうか、という心配を抱えている方も多いかもしれません。

仕事をリタイアした後は、年金と貯金で生活しなくてはいけません。
しかし、病気にかかって治療費や入院費が必要になることも考えられます。

また、介護が必要になって一人では暮らせなくなり、高齢者施設に入居することもあるでしょう。
このような時、入居するためのお金や毎月の利用料を払えるのか、という不安も起こってくるのです。

つながり

おひとりさまの老後には、人とのつながりが少なくなるということも問題になってきます。
特に退職した後は、人と接触する機会が減ってしまいがちです。

一日中誰とも話をしないというのは、寂しいかもしれません。
また、何か困ったことがあっても、人に相談したり頼ったりすることが難しくなります。

老後になって社会と関わらず孤立することは、心の健康に影響を及ぼすだけでなく、トラブルが起こった時にうまく解決できない可能性があるのです。

葬儀や供養

おひとりさまでも特に身寄りのない人の場合、自分が死んだ後の葬儀や供養をどうしたらよいか悩むことになります。
自分の思い通りの形で葬儀をしてもらいたいと思っても、それを引き受けてくれる親族がいないと不安です。

また、お墓をどうするのかという点も気になるところ。
どのお墓に入りたいのか、また、その後の供養をどのように行ってもらうのか、などという心配があります。

家族がいれば葬儀や供養は頼んでおけるのですが、おひとりさまの場合はどうしたらいいか不安になるかもしれません。

おひとりさまが幸せに暮らすためには

働き口を見つける

おひとりさまの不安を解消するために有効な一つの方法は、働き口を見つけること。
高齢になってもできる仕事を探して、少しでも働くようにするとよいでしょう。

働くことで収入を増やせる、というのは大きなメリットですが、人と接することができて、孤独感が癒されるという効果もあります。
毎日でなくても、決まった日に出かける場所ができ、生活のリズムを整えることもできますね。

経済的な効果にプラスして、心身の健康にも役に立つ可能性があるので、自分に合った働き口を探してみることはおすすめです。

趣味を見つける

おひとりさまの不安を解消する方法としてもう一つのおすすめは、趣味を持つこと。
できれば、同じ趣味を持つ仲間と触れ合える地域のコミュニティに参加するとよいでしょう。

趣味を持つことで、心に張り合いができるだけでなく、仲間ができると楽しみが増えます。
その中で、互いに支え合える関係も作りやすくなるでしょう。

特に、スポーツを行えば健康増進にもつながるはずです。
地域の中で、自分の好きな趣味・スポーツのサークルがないか探してみましょう。

身元保証をする団体に相談する

身元保証をしてくれる会社や団体を頼ることも、おひとりさまの不安を解消することにつながります。
老後は特に、入院時や高齢者施設の入居時など様々な場面で、身元保証人が必要となります。

身元保証人として頼れる家族や親せきがいないおひとりさまは、早めに身元保証してくれる団体を調べておくとよいでしょう。
また、こうした専門家に頼ることで、葬儀や供養、相続などについて事前に考え準備しておくこともできますね。

少しでも老後の不安を解消したいならば、身元保証の会社や団体を探してみることもおすすめです。

おひとりさまが幸せに暮らすための注意点

無理はしない

特に注意しなくてはいけないのは、頑張りすぎて無理をしないということです。
高齢になって、長時間の労働や心身に負担のかかる仕事をするとケガや病気のもとになります。

このことは趣味の場でも同じです。
若い頃と同じように考えて無理をすると、健康に役立つどころか、かえってケガなどにつながる場合があります。

例えば、スポーツで勝ちたいあまりに無理な鍛え方をしたり、自分を追いつめるようなことをするのはよくありません。
自分の健康面・精神面をよく見つめて、元気に楽しく行える活動を考えましょう。

お金の管理に注意する

気を付けなくてはいけないもう一つの点は、お金の管理をしっかりするということ。
いくら貯金があっても、無駄遣いをすればどんどん減っていきます。

老後には病気や介護がつきもので、そのためには十分な資金が必要です。
不安解消のためとはいえ、趣味やお付き合いにお金を使いすぎることは避けましょう。

趣味を始める時には、どのくらいのお金がかかるのかきちんとチェックしてから。
いざという時のための貯金を取り崩さずに、年金やお給料でまかなえる範囲がべストです。

自分の資金力をよく見つめて、無理のない範囲でできることを選びましょう。

おひとりさまの老後を幸せにするために

老後の生活や自分の死後の葬儀などに不安を感じている方が多いのではないでしょうか。
少しでも不安を解消して、幸せな老後を過ごしたいですよね。

そのような方には先ほども紹介しましたが、身元保証を行ってくれる団体に頼ることがおすすめです。
例えば「身元保証相談士協会」では、供養や葬儀の方法など死後事務を行なってくれます。

また、もしこの先入院が必要になった時にも入院手続きの代行をしてくれます。
無料で専門家に相談できるので、不安を抱えている方は一度相談してみるといいですね。

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