おひとりさまの老後の不安を解消!今日からできる老後対策とは?

一人で生活している人は自由な一方で、何かと不安なもの。
特に老後になると、家族持ちの人とは異なる様々な問題がでてきます。

おひとりさまの老後にはどのような問題があるか、見ていきましょう。
また、その問題にどのような対策ができるか確認しておきたいものです。

おひとりさまがずっと安心して生活できるように、チェックしておきたい老後対策を紹介します。

おひとりさまとは

一人で暮らしている中高年の人を、特に「おひとりさま」と呼ぶことがあります。
最近では、このようなおひとりさまのシニアが増え続けているのだそうです。

おひとりさまが増加している背景には、少子高齢化があるといわれています。
平均寿命が延びたために、配偶者と死別し一人になる人が多いのです。

また、子供の数が少ないことや、核家族化が進んだために、同居してくれる子供がいないというケースも増えました。
老後を一人で暮らすという例は、珍しくなくなっているのです。

おひとりさまの老後の生活とはどんなもの?

一人の時間が増える

おひとりさまの場合、家族持ちの人と大きく異なるのは、一人で過ごす時間が長いということです。
特に、退職後は一人で家にいる時間が長くなることになるでしょう。

仕事をしているときは、勤務時間中、人と接する機会があります。
また、退勤後、職場の人と食事や飲みに行くこともあるのではないでしょうか。

しかし、退職してしまうとそのような機会は減ることになります。
おひとりさまの場合、老後は一日中一人で過ごすということも増えてくるでしょう。

お金が必要となる

老後の生活は、何かとお金がかかります。
退職後は、時間ができた分、旅行に行ったり趣味に打ち込んだりする人もいるかもしれませんが、それには費用がかかるものです。

また、年を取ると身体が弱ってくるのは当然のこと。
生活習慣病やガンなどの様々な病気にかかったり、転んで怪我をしたりということも多くなります。

通院・入院でお金がかかることは見込んでおく必要があるでしょう。
また、心身の不調で一人で生活するのが難しくなれば、施設の入居が必要になることもあるので、そのための費用も考えておかなくてはなりません。

おひとりさまの老後にはどれほどお金が必要か

おひとりさまの老後の場合、月々どのくらいのお金が必要となるのでしょうか。
総務省の統計によると、一人暮らしで無職、60歳以上の人の支出は平均で月額151,800円(2019年)とのことです。

そのうち住居費12,916円、教養娯楽費は16,547円となっています。
この部分は個人差が大きいと考えられ、持ち家があるかどうかや趣味にどれくらいお金を使うかで調整して考える必要があるでしょう。

保健医療費も8,445円となっていますが、これも急な病気や持病の悪化で必要なお金が増える可能性を考え、ゆとりをもっておきたいものです。
このような数値を参考に、老後お金がどのくらい必要か計算しておきましょう。

また前述の統計によると、収入は社会保険給付(年金や失業保険)で月115,558円、仕送りや内職を含めても、計124,710円。
ひと月で27,090円の赤字となることがわかります。

赤字になった場合は、貯蓄を取り崩して賄う必要があるので、その分を貯めておかなくてはなりません。

おひとりさまの老後対策

健康的な生活をする

おひとりさまの老後対策で大切なのは、まず健康を保つこと。
自分で自分の面倒を見るためには、元気でなくてはならないし、病気やケガはお金がかかることにつながるからです。

まずは、運動をする習慣をつけましょう。
筋肉を鍛えることで、転倒しにくくなりケガを予防できます。

また、身体を引き締めることで生活習慣病などの予防にもつながるでしょう。
ジムに通ったり、ウォーキングをしたりなど、自分にあった運動を探すといいですね。

また、食生活に気を付けることが大切です。
おひとりさまの場合、一人分の食事を作るのが面倒になり外食が増える人もいます。

栄養バランスに気を付け、塩分や脂肪分の取りすぎに気を付けましょう。
これも生活習慣病を予防することにつながるからです。

お酒の飲みすぎやタバコについても注意しましょう。
一人でいると、酒やタバコについて注意してくれる人がいないことになります。

健康を保つためには、飲酒は意識して適度にとどめ、できれば禁煙にも取り組みたいものです。

趣味を楽しむ

おひとりさまの老後を充実させるためには、趣味に取り組むことが効果的です。
一人で目的もなく時間を過ごすのは辛く感じられるし、心身の健康にもよくありません。

趣味としては、スポーツを楽しむのもお勧めです。
身体を動かすことで健康にも役立ち、ストレス解消にもつながるでしょう。

これまで時間がなくてできなかったスポーツや、若い頃から好きだったスポーツに取り組む方法もあります。
高齢者でもできるような、グラウンドゴルフやヨガなどは多くの人が取り組んでいます。

また、自然に親しむ活動もお勧めです。
自然の中で過ごせば心も体も解放された気分になり、また、日光に当たる機会を持つことは健康にも必要なことと言えます。

例えば、海や山に行って、景色を楽しむ方法もありますね。
足腰に自信のある人なら、山登りやハイキング、釣りなどもよいでしょう。

芸術的なことが好きな人であれば、美術館巡りやコンサートに行くのもお勧めです。
自分で絵を描いたり、合唱サークルに入る、という人もいます。

友人を作る

退職後は、積極的に人とのつながりを持つように努力したいものです。
一人で寂しく過ごしていると、精神的に辛いだけでなく、困った時に助けてくれる人もいないということになりかねません。

仕事を通じて築いた人間関係を大切にするのもよいのですが、退職してしまうとつながりが絶たれてしまうことも。
個人としてお付き合いのできる、友人・知人を作ることが大切です。

例えば、趣味や習い事のサークルに参加して仲間を作りましょう。
公民館やカルチャースクールで自分の好きな活動が行われていないか調べ、参加するとよいのです。

一人で趣味を楽しむのも悪くないのですが、それを通じて仲間を作るともっと楽しくなるかもしれません。
また、自主防災組織や環境保全団体など、地域のボランティアに参加して仲間を作る方法もあります。

なお、近所ではなかなか仲間を作りにくいという人は、ネットでの友人探しもできます。
SNSで同じような趣味の人と交流したり、おひとりさま専用の交流サイトでつながりを持ったりすることもできますね。

老後資金を貯める

おひとりさまが安心して生活するためには、マネープランをたて自分の老後の生活を見直すことも必要です。
まずは、手持ちの資金や不動産の価値、もらえる予定の年金を確認します。

次に、どのくらいの支出が見込まれるか計算してみましょう。
生活費だけでなく、老人ホームの入居、病気の治療なども想定して必要な金額を確認します。

老後は趣味に没頭したい、移住したい等の計画があれば、それに必要なお金も考えておきましょう。
このように収支を計算してみると、老後のためにお金をどのくらい貯めるべきか見えてくるはずです。

もしもお金が足りないと思ったら、何らかの形で貯蓄を上乗せする必要があります。
例えば、退職後も再雇用制度を利用して働いたり、パートやアルバイトの仕事を探したりする方法もありますね。

退職金を使い、資産運用を行ってお金を増やす方法もあります。
ただし、資産運用の場合、元本が保証されるわけではないので慎重にリスクの少ない商品を選ぶようにしましょう。

積立NISAなどは税金もかからず少額から始められるので、人気のある資産運用の方法です。

おひとりさまの老後対策で注意したいのは孤独とお金の問題

おひとりさまの場合、老後で問題となるのは、特に孤独と資金の不足です。
家族を頼りにできない分、一人暮らしの生活を安心で豊かなものにするために、この点を意識して対策を考えましょう。

健康を保ち、一人で過ごす時間を充実させるとともに、他人とのつながりを積極的に持つようにしたいものです。
加えて、自分の資金力をしっかり見つめて、現実的な計画を立てるようにすることが大切といえるでしょう。

 

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