独身を楽しむ人の特徴・一生独身のメリット・デメリットは?

公開日: 2021年08月27日

更新日: 2022年04月13日

  • くらし全般

寂しいと思われがちな独身者ですが、あえて独身を選び楽しく過ごしている人もいます。
どのような人が独身を楽しんでいるのか、特徴を見ていきましょう。
独身生活にはメリットもあるのですが、独り身ならではのデメリットも多いので注意が必要です。
デメリットを克服して、楽しく人生を過ごすにはどうしたらよいのか考えていきましょう。

一生独身で楽しいと感じやすい方の特徴

自分の夢を優先したい方

何か夢があって、それを達成したいと思っている方の場合、一生独身でいた方が楽しいと感じるかもしれません。
なぜなら、配偶者がいると夢の達成にとって障害となることがあるからです。
配偶者がいると、お金や時間を自分のためだけに費やすことができないので、独身の方が思い切り夢に向かっていけるともいえます。

結婚を深刻に捉えてしまっている方

結婚について深刻に考えてしまう方の場合も、独身の方が楽しく感じられるかもしれません。
結婚すると家族を支えるために頑張らなくてはいけないし、責任が重いと感じてしまうからです。
気軽に籍を入れてしまう人もいますが、結婚というのは法的にも拘束力を持つものなので、真剣に考えだすと大変なこと。 真面目に考える人ほど、結婚には二の足を踏み、独身の方が楽しいと感じるのでしょう。

一生独身で楽しむメリット

自由に時間が使える

独身のメリットとして大きいのは、時間を自分の自由に使える、ということ。
独身なら、家族に合わせて生活する必要がなく、自分のペースで好きなことができます
家族がいると一緒に過ごす時間を持つ必要があり、勝手に生活することができません。
その点、独身なら夜更かしをしても家族に迷惑をかけることはなく、外出も自分の思うようにできるのです。

収入を自由に使える

自分で稼いだお金のすべてを自分で使える、というのも独身のメリットです。
家族のために生活費を出したり、子供の将来に備えて貯金をしたりする必要がありません。
そのため、独身の人が使えるお金は多くなります。
家族持ちの人よりも、ぜいたくな生活ができる可能性が高いのです。
自分の趣味のために多くのお金を使ったとしても自由であり、文句を言う人はいない、というのも独身ならではの利点といえるでしょう。

責任を背負わなくて良い

結婚する、ということは一定の責任を負うこと。
独身のままでいれば、家族を持つことによる重い責任を背負う必要がありません。
結婚すると、家族を養う責任や子供を健全に育てる責任が生じます。
キチンと責任を果たそうと思うと、かなり重い負担に感じられるかもしれません。
そう考えると、結婚しない方が負担が少なくて気が楽とも考えられます。

恋愛ができる

独身でいれば、自由にデートや恋愛を楽しめます。
配偶者がいると、そのようなことは基本的にできなくなりますね。
既婚者の場合は、配偶者以外の人との付き合いは大きなトラブルにつながる可能性があります。
一人の人だけを一生愛し続けることができるのなら別ですが、そうでなければ違う人を好きになることがあるかもしれません。
配偶者に縛られず、自由にお付き合いできるのは独身だけの特権です。

一生独身のデメリット

健康リスク

独身でいると、自分の健康に目が届きにくくなる可能性があります。
家族が一緒にいれば体調の変化に気づいたり、検診や受診を勧めてくれたりするでしょう。
一人で生活していると睡眠時間や食事内容が不規則になりがちで、その点でも健康的には不安要素となります。
独身の人の場合、自分で自分の健康に十分注意を払う必要があるでしょう。

親が心配する

結婚しないでいると、親から心配されることもあります。
親が亡くなった後、一人ぼっちになってしまうのではないか、と心配するのです。
親から見ると、誰かと一緒に生活してくれていれば何かと安心と感じるのでしょう。
周囲から「お子さんはまだ結婚しないの?」という声をかけられて、焦る親もいます。
結婚が当たり前、という時代に育った親にとっては、子供が独身というのは不安に感じられるのかもしれません。

老後の不安

若いうちは特に問題がなかったとしても、独身者の老後には不安がつきまといます。
年齢を重ねると体に不調が出てくることが多く、生活に不自由が生じたり、介護が必要になった時、誰が面倒を見てくれるのか、と心配したりする人もいるでしょう。
また、突然倒れた時に、誰にも気づいてもらえず孤独死するのではないか、という不安を持つ人もいるのです。
死後、葬儀や遺品の片づけを誰が行うのか、という心配をする人もいます。

時間を浪費しがち

一人で生活していると、自由な反面、時間を浪費してしまいがちという人もいるのではないでしょうか。
家族に囲まれていない分、緊張感に欠けて、つい無駄な時間をだらだらと過ごしてしまうのです。
例えば、暇な時間をパチンコやゲームにつぎ込んでしまう人もいますね。
適度な遊びは気晴らしのために必要なものですが、家族という縛りがない分、限度なく遊んでしまう可能性があるのです。

将来への漠然とした不安

独身でいる人は、将来について漠然とした不安を感じやすいかもしれません。
今後、社会情勢や時代の変化に伴い、様々なトラブルが生じるかもしれず、事故や自然災害に巻き込まれる可能性もあります。
そのような危険は誰にでもありますが、独身者の場合、トラブルに一人で立ち向かわなくてはならないので不安が生じやすいのです。

一生独身生活を楽しむ方法

健康を維持する

独身生活を楽しむために、基本となるのは健康といえるでしょう。
病気になったり、身体が思うように動かなくなったりしてしまうと、やりたいこともできません。
日ごろから生活習慣に気を付け、検診を定期的に受けましょう。
運動をして、年をとっても一人で元気に生活できる身体を作っておくことです。

趣味や仕事を見つける

独身生活を楽しむためには、趣味や仕事を持っておくことも大切です。
毎日取り組めるはっきりとした目標があれば、生活に張り合いが出て孤独感も和らぐでしょう。
年齢を重ねたからといって何もしないでいると、精神的にも肉体的にも衰えを招きます。
出かける場所がある、やることがある、というのは、生きがいにつながるはずです。

人間関係を築く

独身生活を充実したものにするためには、人間関係も大切です。
雑談ができる人、困った時に助け合える人がいれば、独り身の寂しさやトラブルを避けられます。
趣味のサークルやボランティアに参加したり、仕事の仲間と付き合いを深めたりすることで、友人関係を大切にしましょう。

休日を充実させる

孤独を感じやすいのは、特に休日。
単に身体を休めるだけでなく、しっかり予定を入れて休日を充実させましょう。
目的もなく、テレビの前でなんとなく一日を過ごすようでは、虚しさが募ります。
映画を観る、スポーツジムに行くなど、様々な活動が考えられますが、はっきりと「これをやった」という手ごたえのある休日を過ごすのがおすすめです。

独身の方が孤独を克服して人生を楽しむ方法

自宅を充実させて人を呼ぶ

家に友達を呼んで休日を過ごせば、独り身の寂しさは飛んでいきます。
ただし、人を呼ぶためには、自宅を充実させる工夫が必要です。
きちんと掃除をするのは当然のことですが、自宅内に友達と一緒に楽しめる仕掛けがあるとよいでしょう。
例えば、ホームシアターを設置して大画面で映画を観る会を開いたり、庭にウッドデッキを設置してバーベキューをしたり等の楽しみ方もあります。

同僚や友人の子育てを支援する

子供が好きな人なら、同僚や友人の子供を支援する活動もお勧めです。
親にとっては助かるし、子供が懐いてくれて親戚のようなお付き合いになることもあります。
例えば、得意なスポーツがあるなら、コーチを務めたりすることもできますね。
勉強を見てあげる、囲碁・将棋の相手をする、習い事の送迎を手伝う等の関わりもできるでしょう。

会社以外の仕事をする機会を作る

副業やボランティアなど、勤めている会社以外の仕事をするのもおすすめです。
それによって、社内の人だけでなく、幅広く人脈を広げることができるでしょう。
休日や平日の夜間に一人でいると、寂しく感じるかもしれませんが、他にすることがあれば大丈夫。
副業は収入の増加や退職後の仕事につながり、また、ボランティアは心の充実にもつながるでしょう。

独身でも楽しい人生を送るには一工夫が必要

独身生活には、確かに様々なデメリットがあります。
孤独感だけでなく、生活の上での様々な問題や不安と闘う必要があるのです。
独身のメリットを生かしながら、デメリットを克服するには、それなりの工夫が必要でしょう。
積極的に人と関わるために努力したり、一人でも毎日を充実させるという意識を持ったりすることが大切といえます。

より楽しい人生を送りたいと考える独身の方

独身の方も、工夫をしていきいきとした楽しい人生を送ることができます。
しかし、独身の方ならではの老後の不安やリスクも多く存在します。
特に独身の方は、年齢を重ねて、介護が必要になった時や病気で入院した時に、誰が面倒を見てくれるのかといった不安を抱えていることでしょう。
また、亡くなった後、葬儀や遺品の片づけを誰が行うのかといった問題も出てきます。
そうした不安や問題を抱える独身の方におすすめしたいのが、身元保証を行っている会社や団体のサービスです。
そのうちのひとつとして、「身元保証相談士協会」を紹介します。

身元保証相談士協会は、高齢者施設への入所時や病院への入院時の際に、身元引受人・連帯保証人として署名することから、高齢者施設入居中には、日常の生活費などの支払い代行や病状説明の立ち会いなどの医師対応を行ってくれます。
亡くなった後には、葬儀・供養の手配や、光熱費等の身の回りの解約手続きなどの死後事務手続きなどのサービスも行ってくれます。
楽しい老後人生を送りたいという独身の方は、無料で専門家に問い合わせができますので、活用してみるといいでしょう。

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