老後は移住先でいきいきと!おひとりさまの移住のメリット・注意点

おひとりさまの中には、老後を過ごすなら都会より地方が良い、と考える人もいます。
地方に移住して老後を過ごすことには、どんなメリットがあるのでしょうか。

また、おひとりさまが老後をいきいきと過ごすためには、どのように移住する場所を選んだらよいのか考えていきます。
移住の際に注意すべきポイントについても、解説しましょう。

おひとりさまとは

おひとりさまとは、一人暮らしの人のことを指します。
特に、ある程度の年齢に達しても結婚していない独身の人、夫・妻との死別や離別で一人になった人をおひとりさまと呼ぶことが多いようです。

また、おひとりさまには、子供と一緒に暮らさない選択をした高齢者も含まれています。
高齢化や核家族化に伴い、最近では高齢のおひとりさまが増加しているのです。

平成27年度の国勢調査によると、65歳以上で一人暮らしの人は6人に1人。
今では珍しくなくなったのが、高齢のおひとりさまなのです。

一人で生活するのは寂しいと思われがちですが、自由で優雅な一人暮らしというイメージもあるのが「おひとりさま」。
老後の生き方は自分で自由に決める、そんな高齢のおひとりさまも多いのではないでしょうか。

老後におひとりさまが移住するメリット

自分の過ごしたい場所でいきいきと暮らせる

地方に移住すると、山や海などの自然に囲まれた場所でのんびりと過ごせます。
仕事から解放された後、老後の生活を穏やかに過ごすために、都会ではなく地方に住みたいという人もいるのではないでしょうか。

自然の豊かな場所では、季節感を十分に味わって、よい空気のなかで過ごすことができます。
都会の喧騒から離れ、健康的な生活をしたいという人にとって、地方移住は魅力的でしょう。

移住したら、自分の農地を持って農作業に取り組むのもよいですし、釣りを楽しむのも素敵ですね。
地方によってはスキーや登山、温泉が楽しめるところもあります。

また、静かな環境で絵画や陶芸のような趣味にじっくり取り組む人も。
自分の過ごしたい場所で好きなことをしながら生活できるのが、地方移住の魅力です。

土地や物価が安い

都会よりも地方で暮らすメリットの一つは、土地の値段や物価が安いこと。
生活していくためのお金を節約できるので、老後資金が少なくても余裕が持てます。

例えば、家を買って移り住むとしても、都会で買える物件はかなり高額になり、狭いマンションしか買えないかもしれません。
しかし、地方で家を購入するとしたら、土地代が安いぶん同じ資金でも余裕のある家が買えます。

また、食料品などの物価も安いため、月々の生活費を節約することができます。
同じような生活をしていても、都会よりも余裕が持てるのが地方のメリットなのです。

将来高齢者施設に入居するとしても、都会と地方とでは入居費も利用費も大きな違いが出てきます。
都会よりも経済的な余裕が持てるというのが、地方移住の大きな利点です。

つながりが増える

地方では人とのつながりを作りやすいということも、シニアのおひとりさまが地方移住を選ぶメリットといえるでしょう。
おひとりさまの場合はどうしても孤立しやすくなってしまうものですが、地方では人間関係が密なことが多く、つながりを作りやすいのです。

高齢になって家族がいないと、孤独感を感じたり頼れる人がいなくて困ったりすることがあります。
特に都会ではご近所づきあいが少なく、おひとりさまの高齢者は孤立しがちですから、仕事をリタイアした後は独りぼっちという人も。

その点、地方では自治会活動が盛んだったり、隣近所の密なお付き合いというものが残っていたりするため、声を掛けられることが多いのです。
積極的にお付き合いに参加していけば人とのつながりを作ることが比較的簡単なのが、地方移住のメリットといえるでしょう。

老後におひとりさまが移住先を選ぶポイント

移住する目的の明確化

まずは、なぜ自分が移住したいのか、移住して何をしたいのか目的を明確にしましょう。
その目的次第で、移住先も変わってくるからです。

例えば、農業をしてみたいというのであれば、農地を貸してくれたり、農業の指導をしてくれたりする移住先もあります。
スキーやマリンスポーツなど、山や海でのスポーツを楽しみたいなら、その環境があるかどうか検討する必要があるでしょう。

移住した後に自分がどのような生活を送るのかをイメージし、それに合った移住先をいくつか選んで考えていけばよいということですね。

気候

移住を検討する際には、その地方の気候をしっかりと調べておきましょう。
寒すぎないか、暑すぎないかということや、降水量・降雪量なども大切です。

移住してからは一年中その場所で生活することになるため、春夏秋冬それぞれの気候を知っておきたいもの。
調べるだけでなく、できれば実際に足を運んでみましょう。

雪かきが大変かどうか、台風被害の有無などもきちんと調べておくと安心ですね。
気温や湿度など自分に合った気候でないと体調を崩すことにもつながるので、注意が必要です。

交通の便

移住先を絞り込む際に重要なポイントの一つが、交通の便です。
高齢になると運転できなくなる可能性があり、車がないと生活できない場所では困ります。

ある程度の年齢になると、誰しも運転にはリスクが生じるもの。
自分自身が運転に不安を感じて、車を手放そうと考える人もいるでしょう。

しかし、地方では車がないと生活できない場所もあります。
老後を過ごすのであれば、公共の交通機関が少なく買い物や通院などに困る場所は、どんなに環境がよかったとしても移住は難しいといえます。

地方自治体の支援制度

地方の自治体によっては、移住を促進するために支援事業を行っているところもあります。
移住を考えるなら、候補となる移住先で支援を受けられないか調べてみましょう。

例えば、移住者への助成金支給、住居の提供や補助制度を設けている自治体もあります。
移住しようかどうか迷っている人に、お試しで暮らせる住居を提供している自治体も。

ただし、就労の義務付けや40代まで等の年齢制限が定められていることもあるので、自分にマッチしたものかどうかきちんと調べることが必要です。

老後におひとりさまが移住する際の注意点

近くに病院などの施設があるか調べる

移住する自治体が決まったとしても、その中のどこに住むかが問題です。
特に老後を過ごすことが前提なら、病院が近くにあるかなど生活に必要な施設の有無を確認しましょう。

年齢を重ねると身体に不調が増えてくるのは当たり前のこと。
内科、整形外科、歯科など、高齢者が日常的にお世話になりそうな病院・医院が近くにあると安心です。

定期的に検診を受けて健康管理をしてもらったり、かかりつけ医として頼れるお医者さんを見つけたりするとよいですね。
いざというときに遠くまで通院しなければならないのは大変です。

また、今はたいていのものがネット通販で買えますが、生鮮食料品は近くで買える場所がないと困ります。
病院に加えて、食品や雑貨を買うお店がどこにあるか、確認してから移住を決めましょう。

まずは短期間の滞在から始める

よく知らない地方に移住するなら、一度お試しで短期間住んでみるとよいでしょう。
アパートや空き家を借りて何日間か住んでみると、その土地の雰囲気が少しずつわかってくるはずです。

住んでいる人たちの他人との関わり方、よそ者を受け入れる懐の広さなど、住んでみなくてはわからない部分もあります。
旅行者として出かけた時は仲良くできそうに感じても、住んでみると排他的だった、ということもありえるからです。

また、山間地なら夜がどのくらい暗くなるのか、観光地ならどの程度のにぎやかさなのか等、肌で感じてみましょう。
土地の雰囲気や風土など、1日過ごしただけではわかりにくい部分もきちんと観察しておきたいものです。

移住してから「こんなはずではなかった」と後悔しないためには、このようなお試し期間を持つことをおすすめします。

おひとりさまの老後移住後の生活を安心したものに

地方に移住するというのは、おひとりさまが老後をいきいきと過ごせる一つの方法といえるでしょう。
都会から離れ、自分の好きな場所で存分にやりたいことをやったり、新しい人間関係を作って心豊かに過ごしたりできる可能性が開けるからです。

しかし、遠方に移住する場合それまで近くに住んでいた家族や親戚と離れてしまい、身近に頼れる人がいなくなってしまう場合があります。
慣れない場所で、病気や介護が必要になった時のことを考えると不安な気持ちを抱く方も多いのではないでしょうか。

そのような方は身元保証を行ってくれる団体に頼りましょう。
「身元保証相談士協会」は、入院や介護が必要になった時に、手続きの代行などのサポートを行ってくれます。

また、死後に家財処分対応や遺品整理なども行ってくれます。
無料で専門家に問い合わせることができるので、老後に移住を考えているが移住先での生活に不安を抱えている場合は、活用してみてはいかがでしょうか。

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