独身女性が豊かに過ごすために!老後の不安を解消する方法とは?

公開日: 2022年01月27日

更新日: 2022年04月13日

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最近では、生涯独身を貫く女性も増えてきました。独身でいることは決して不幸とは限らず、そこにはメリットもあるのです。しかし、年齢を重ねるにつれて、独身女性には不安なことも出てくるもの。老後を不安なく豊かな気持ちで過ごすには、どのような対策が必要でしょうか。ここでは、独身女性のメリットと共に、不安解消の方法についても解説します。

独身女性が増えている?

最近、日本では結婚しない女性が増えています。
従来は、一定の年齢になれば結婚するのが当然と思われてきましたが、最近ではそうとは言えない状況があるのです。
平成27年の厚生労働白書によると、女性の生涯未婚率は14.9%。 生涯未婚率とは、50歳の時点で結婚したことがない人の割合です。
50歳以降でも結婚する人はいますが、一つの目安として、この数字が使われています。
この生涯未婚率は、年々増加しており、2035年には19.2%になるだろうとの予測もされているのです。

なぜ独身女性が増えたのか

考え方の多様化

従来、女性は結婚をして子供をもうけるのが幸せ、という価値観がありました。
結婚しないのは寂しく、不幸とさえ思われていたのです。
しかし最近では、一人でいるほうが、かえって楽しい生活が送れると考える人も増えてきたのではないでしょうか。
夫や子供に縛られて、自分の好きなことができない家庭生活よりも、自由に自分の人生が楽しめる独身生活を望む人もいるのです。
また、夫が必ずしも自分を幸せにしてくれるとは限らず、価値観の違いやDVの問題などもあり、逆に不幸になると感じる人もいます。
このような結婚観の多様化から、独身を選ぶ人が増えてきたのではないでしょうか。

女性の社会進出

女性の社会進出が進んだことも、独身女性が増えた原因の一つです。
近年は、女性の高学歴化が進み、女性が働きやすい環境も少しずつ整ってきました。
しかし、仕事に没頭したい女性にとって、家庭を持つことはデメリットになりかねません。
家事や育児に追われ、それがキャリアの邪魔になることもあるのです。
また、しっかり仕事をしていれば、収入が安定して男性に頼る必要もありません。
かつてのように、専業主婦として男性に養ってもらわなければ食べていけない、ということは減ってきたのです。

独身女性のメリット

お金や時間を自由に使える

女性が独身でいることの大きなメリットは、一言でいうと自由ということです。
一人でいれば、夫や子供に縛られず、自分の好きなように生活できるでしょう。
例えば、家庭を持つと、夫婦の財産は二人の共有となります。
家計の管理のために、自分だけでお金を好き勝手に使うことはできなくなるでしょう。
その点、独身でいれば、自分で稼いだお金は自分一人で使えます。
また、趣味がある人は、家族がいるとそれに没頭できないかもしれません。
お金も時間も自由に使える、というのが、独身の大きなメリットです。

気疲れしない

結婚をすると、家族のことを考えなくてはならず、気疲れすることも増えます。
独身でいれば、そのような煩わしさを感じずにすむでしょう。
例えば、結婚すると、夫だけではなく夫の両親とうまく付き合う必要が出てきます。
夫の両親とは価値観が異なっているために、悩んでしまうという話はよく耳にしますね。
また、夫や子供の健康や仕事、教育のことなど、考えなくてはならないことが増えます。
自分の人生だけでなく、家族の人生についても悩まなくてはならない可能性がでてくるのです。
その点、独身でいれば、自分の人生だけに向き合えばよいという気楽さがあるでしょう。

独身女性が抱える不安

孤独を感じる

独身女性が年齢を重ねるうちに出てくる問題としては、寂しさが挙げられます。
老後一人で過ごすようになると、孤独を感じるようになるかもしれません。独身でも、働いているうちは職場の仲間がいて、一緒に食事をしたり遊んだりすることもあるでしょう。
しかし、退職した後は、自宅でひとりぼっちということにもなりかねません。結婚している人なら、夫や子供、場合によっては孫に囲まれて老後を過ごせます。
しかし、独身の人は一人の時間をもてあます危険があるのです。
それまで遊んでくれた仲間も、退職後は「夫がいるから」「孫が来るから」などと言って付き合ってくれなくなる可能性があります。
独身の女性は、老後のこのような寂しさがあることを知っておく必要があるでしょう。

お金が足りなくなる

独身の女性は、自分で稼いだお金は一人で自由に使えるとはいえ、急にお金に困る場合があることも考えておく必要があります。
お金に困った時に、助けてくれる人はおらず、一人でなんとかしなくてはならないのです。
例えば、病気やケガで急に働けなくなったときなどは、生活に困ることになります。
夫婦であれば、どちらかが働けなくなっても、一方の扶養家族となれば、ある程度の生活はできますが、独身にはそのようなセーフティネットがありません。
老後に身体が弱った時は、介護してくれる家族がいないため施設に入所するかもしれません。
しかし、それには高額の入居費がかかる可能性もあるのです。
このように、いざという時に、お金が足りなくなることが考えられ、助けてくれる人もおらず困る危険があります。

世話をしてくれる人がいない

もう一つ心配なのは、いざという時に身の回りの世話をしてくれる人がいない、ということ。
高齢になって困った時に、夫や子供を頼りにすることができないのです。

例えば、高齢になると病気やケガをして入院、ということもあります。
その時、看病をしてくれたり、付き添ってくれる人がいないかもしれません。
また、老化で身体が思うように動かなくなった時、家事を手伝ってくれたり、介護をしてもらえないことになります。
家族がいないのですから、他人の手を借りる必要があるでしょう。

また、自宅にいる時に急に倒れても、誰も気付いてくれない可能性があります。
高齢になると、熱中症や脳梗塞などのリスクが高まるものです。
その結果、場合によっては、孤独死につながってしまうこともあります。

独身女性の抱える不安を解消するために

人とのつながりを作る

独身女性が、不安を解消するために必要なこととしては、人とのつながりを作っておくことが挙げられます。
それによって、孤独感が解消され、また、いざというときに助けてもらうこともできるからです。

例えば、職場の友人だけでなく、趣味を通じて仲間を作っておけば、寂しい思いをしなくて済みます。
近所の公民館やカルチャースクールなどで、趣味のサークルがないか探してみましょう。
ネット上で、同じ趣味を持つ仲間を探して交流を深めるのもよいですね。
ただし、ご近所の人との付き合いも持っておきたいものです。
近くに住んでいる人なら、自分の身に何かあった時、すぐに気付いて貰える可能性が高くなります。
それが、孤独死の予防につながることもあるからです。

マネープランを立てる

独身の女性が将来の不安をなくすためには、マネープランを立てておくことも必要です。
お金の計画をしっかり立てておくことで、今後の見通しがはっきりし不安が解消できるでしょう。
まずは、将来どのくらいのお金が必要なのか確認します。
退職後の生活費や、施設に入居するつもりなら、その分の費用も計算しましょう。

また現在の貯蓄額や退職金の予定額、年金がどのくらい貰えるかという点も確認しておきます。
支出の予定と収入の予定を比較し、これから蓄えておくべき金額を計算しましょう。
足りない金額がはっきりすれば、貯蓄の目標が決まり、無駄な出費を減らすなどの対策もやりやすくなるはずです。
なんとなくお金が足りなくなりそうで心配と思っているだけでなく、計画的に今後のことを考えることで、不安は少なくなりますよ。

身元保証サービスを利用する

独身でご家族のいない方、あるいはご家族と疎遠な方は、身元保証サービスについて調べておくのがおすすめ。
病院に入院する際や高齢者施設に入居する際など、身元保証人のサインを求められる場面はたびたびあります。
身元保証をお願いできるご家族がいないという方は、そのような場面で困ってしまうかもしれません。
そこで、身元保証をしてくれる企業や団体を前もって探し、契約しておくと安心です。
サービスによっては、入院中や入居中の生活をサポートしてくれたり、万が一の駆け付けまで行ってくれたりするものもありますよ。
頼れる人がいない独身の方は、こうした身元保証サービスを積極的に活用してみましょう。

独身女性が幸せな老後をすごすためには対策が必要

女性が独身の自由さを満喫し不安なく過ごすためには、いくつかの対策が必要です。
不安を放置したまま年齢を重ねると、こんなはずではなかった、ということにもなりかねません。
特に大切なのは、人とのつながりを大切にすることや、お金の問題を厳しく見つめること。
時には、専門家を頼りにすることも必要ですね。
老後も豊かな気持ちで、自由な独身生活を楽しむために、早めに準備を進めておきましょう。

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